<テレビウォッチ>新型インフルエンザとマスク狂想曲がついに首都圏にも上陸。スタジオでは小倉智昭キャスターが「騒ぎすぎ」を皮肉るという、やや見飽きた番組の日常風景が展開されていた。そんななか、オドロキの新情報をもたらしたのはコメンテイターの諸星裕・桜美林大学大学院教授である。 「ボク、アメリカのいろんな友だちから毎日ようにEメールが来てますけど、アメリカ人はこのインフルエンザの名前を『日本インフルエンザ』に変えた、ってんですよ」 これはデーブ・スペクターが好みそうなアメリカンジョーク――と思いきや、キョージュの表情はあくまで真剣である。曰く、最初はメキシコ風邪と呼んでいたが、中国でメキシコ人がいじめられるので、やめた。豚インフルエンザも豚の風評被害を生む。H1N1では何のことだかわからない。そこで――。 「日本では新型インフルエンザって言ってますけど、世界では『日本インフルエンザ』(Japa