頭のいい子というと、計算が速い、知識をたくさん持っているなどと想像される方は多いのではないでしょうか? 以前は、学校の入試でも、その子にどれくらいの知識があり、理解しているのか、インプットした知識を確認するためのテストが中心。就職のときにも学校の勉強さえできれば、比較的希望通りの会社に入ることができました。しかし、現在はどうでしょう? 学校の適性試験(入学試験)では作文問題に比重がおかれ、就活ではエントリーシートや面接、アピール力が求められています。計算力や知識も大切ですが、自分の頭で考え、他者に発信する力が重視されるようになってきたのです。 「頭がいいとは、筋道だって物事を考え、現実に即して考えを深め、それを自分なりに展開できるということです。これこそまさしく作文によって身につけられることなのです」 受験生向けの小論文指導だけでなく、20年近く前から小学生の作文指導をしてきた、「小論文の