(C)2009 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 変じゃないですか? ぼくたちが子供のころ夢中になっていた仮面ライダー、その最新作では男2人が合体してライダーに変身するんですよ! しかも基本フォームは、右半身がメタリックな緑で、左半身がマットな黒という、左右非対称デザイン。 それが平成ライダー11作目となる最新作『仮面ライダーW』。しかしなぜ、2人で合体変身なんですか? 番組プロデューサーの東映・塚田英明氏にうかがいました。 「ドラマ的に〈探偵〉を主人公とした事件ものがやりたかったんです。となると弊社『相棒』のようなコンビが主役の『バディもの』が定番。それをライダーでやってみたとき、1号&2号や、龍騎&ナイトじゃない形でと考えた結果が2人で変身なんです」 物語では、風都という街を舞台に、行動派の左翔太郎と、頭脳派のフィリップという相いれない2人の探偵が、怪事件を解決すべく共闘する姿