肉卸元などへの損賠訴訟 被害者、参加に心境複雑 焼き肉チェーン「焼肉酒家(さか・や)えびす」の集団食中毒事件で、運営会社のフーズ・フォーラス社(特別清算手続き中)が、肉卸元などを相手取った損害賠償請求訴訟の準備を進めている。被害者側が優先的に賠償金を得られるよう、フーズ社は今月末までに被害者らに訴訟に加わるよう呼びかけている。ただ、食中毒の原因とされるユッケを提供した店側と共に提訴することに、被害者の心境は複雑だ。 ◆フーズ社「補償を最大化」 「被害者への補償が最大になるよう努めるのが目的だ」。3月31日の被害者説明会でフーズ社側は、被害者に訴訟への参加を呼びかける理由を、こう語った。 なぜ、こうした方策を選ぶのか。理由の一つとしては、同社が大幅な債務超過にあることが挙げられる。 同社によると、負債額は取引業者への未払い金など計約10億8800万円。さらに医療費や慰謝料など、被
遠鉄百貨店(浜松市)の外商担当者が、浜松市の80代の高齢女性に多額のブランド品を強引に購入させたとして、女性と家族が同社と担当者に約2000万円の損害賠償を求める訴えを静岡地裁浜松支部に起こしていたことが16日わかった。 提訴は3月1日。訴状によると、担当者は2004年12月~09年10月、女性宅を訪問し、高級ブランドの婦人服610点約1800万円相当などを女性に販売したとされる。 家族が09年1月、同社の別の担当者に「(女性には)認知症の症状があるので、クレジットカードや掛け売りでの買い物をさせないでほしい」と頼んだ後も担当者は販売を続けていたという。 同社は「法廷で争うことになるので現時点ではコメントできない」としている。
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