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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (4)

  • 科学報道に大切なこと - クマムシ博士のむしブロ

    ある若手記者によって書かれた、科学報道に関する産経ニュースの記事が叩かれている。 科学取材…専門用語飛び交い理解不能の世界、頭が真っ白に: 産経ニュース 内容は、文系出身の若手記者が記事作成のために研究者の取材をするものの、研究者が話す専門用語や研究意義が理解できずに悪戦奮闘するというものだ。 この記者に対して、理系の教養に欠けること、そして、取材前に予習をしないという姿勢に、多くの批判が寄せられている。記事中の「わかりやすい記事を書くために凡人こそ記者になればいい」という一文も、多くの科学好きの神経を逆撫でしている。 ちなみに、この記者がその時の取材で書いたのが以下の記事だ。 「筋力の衰え測ります」 屈伸でOK 立命大が開発: 産経ニュースwest この記事に対しても、「科学的な説明が不十分」などの批判が寄せられている。同じ研究成果を報告しているマイナビニュースの記事と比べて論じている人

    科学報道に大切なこと - クマムシ博士のむしブロ
    blackrook368
    blackrook368 2012/11/05
    同意。ただ「小学生でもわかるように」は今度は研究者に対してハードル高すぎるのでは。研究者は高校レベルの知識を持っていれば理解できるように話す、それをわかりやすく解説するのが記者。役割分担があってよい
  • クマムシカフェ・イン・札幌のおもいで - クマムシ博士のむしブロ

    撮影:アサイさん 3/2に行われたクマムシカフェ・イン・札幌、無事に終わりました。お越しいただいたクマムシファンの道民の皆様、寒い中足を運んでくださり当に有り難うございました。 今回初めて自分でイベントを開催したのですが、参加者の方々には楽しんでいただけたようでほっとしました。 札幌は大学院生時代に2年半過ごした土地でもあり、私が現在研究対象としているヨコヅナクマムシを発見した地でもあるので、こうしてある意味凱旋講演をできて感慨深いものがありました。 そして、講演会場には女装芸ブロガーとして有名なアサイさんとアサイさんの奥様、そしてなんとみやまちゃんにも来ていただきました。 クマムシカフェの翌日はアサイさんとお昼ごはんをべながら色々とお話させていただきました。 人気ブロガーとお話を持つ機会は今回が初めてだったのですが、ブログとの向き合い方などのお話はとても参考になりました。そして、リア

    クマムシカフェ・イン・札幌のおもいで - クマムシ博士のむしブロ
    blackrook368
    blackrook368 2012/03/11
    アサイさんがアイコンと寸分違わぬ件。知ってたけど。
  • みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ

    image from Wikipedia もしあなたが、納豆菌のことを納豆作りのために必要なだけの貧弱な菌だと考えているなら、それは納豆菌のことをみくびっていると言わざるをえない。 納豆そのものや、納豆菌から産生されるナットウキナーゼが、健康増進作用を持つと代替医療団体やテレビ局によって持ち上げられることもある。だがこれは、納豆菌たちが画策した印象操作にすぎない。 栄養補助品として販売されるナットウキナーゼ 後述する通り、彼らは当に恐ろしい奴らなのだ。 納豆菌の学名はバチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。枯草菌のグループに属している。 家庭用に販売されている粉末状の納豆菌 こいつらは、栄養不足になると芽胞を形成する。この芽胞のスペックは半端ではない。まさに不死身ともいえる、驚異的な耐性能力があるのだ。 そのスペックとは、 ・栄養源な

    みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ
    blackrook368
    blackrook368 2011/11/02
    枯草菌使ってたから枯草菌のコンタミとか考えたことなかったわ。
  • 進化したサイボーグみたいな細菌 - クマムシ博士のむしブロ

    ドイツの研究チームが、DNAの一部を人工物で置き換えた細菌を実験室内で作ることに成功したことを発表しました。 Chemical Evolution of a Bacterium’s Genome DNAは、細菌でも植物でも動物でもその構造は同じで、糖、リン酸、塩基からできています。塩基にはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類があり、アデニン(A)とチミン(T)、グアニン(G)とシトシン(C)がDNAの鎖と鎖の間で対になり、二鎖構造を形成しています (下図)。 DNAを構成するこのような物質の組み合わせは、普遍的なものなのだろうか?もし、これらの物質を物理化学的に似た性質をもつ他の物質に置き換えても、生物は生きていけるのだろうか? このような疑問は、生命の成り立ちの謎を解く鍵に関わります。また、合成生物学という比較的新しい学問分野において、大きな命題にもなっ

    進化したサイボーグみたいな細菌 - クマムシ博士のむしブロ
    blackrook368
    blackrook368 2011/08/03
    ※4の注釈は最近密度→細菌密度、だな。これってチミンとクロロウラシルを含む培地で培養したらどうなるんだろう?
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