日本スケート連盟は31日の理事会で、フィギュアスケートの高難度ジャンプにボーナス点を与えるよう国際連盟に求めることを決めた。浅田真央(中京大)が跳ぶトリプルアクセル(3回転半)などの評価を高める狙いがある。 国際連盟の規約には「新要素、または既存要素の独創的な組み合わせ」に2.0点のボーナス点を加えることができるとの一文があるが、日本連盟はこの規約について「新要素に限らず、高難度のジャンプも加点対象にしてほしい」と変更を求める方針で、近く国際連盟に緊急提案する。高難度のジャンプとは女子はトリプルアクセルのほかに2連続3回転ジャンプ、男子は4回転ジャンプなどを想定しているという。 日本連盟は3月の世界選手権後、現行ではダブルアクセル(2回転半)に限られる女子ショートプログラムの必須課題にトリプルアクセルを加えて浅田に有利になるようなルール改正をすでに国際連盟に提案している。今回の変更要求