霧島山系・新燃岳噴火を巡り、前民主党衆院議員の河上満栄(みつえ)氏(39)がツイッター(簡易投稿サイト)に「牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる」と投稿していたことが分かった。宮崎県の口蹄疫(こうていえき)と鳥インフルエンザ感染に伴う家畜の殺処分を噴火と結びつけた内容に、地元で反発の声が上がっている。 河上氏は4日に投稿。毎日新聞の取材に「命を尊ぶ意味を考えようというメッセージのつもりだった。しかし畜産業者もつらい思いをしており、配慮が足りなかった。傷つけてしまったなら大変申し訳ない」と話し同日、投稿を削除し、自身のホームページにおわびを掲載した。河上氏は09年衆院選の比例代表近畿ブロックで初当選。10年参院選の京都選挙区にくら替え出馬し落選した。 宮崎県高原町(たかはるちょう)で牛を飼育し、31日から町総合保健福祉センターで避難生