あるいはブログ・ミニメディア時代におけるマス媒体のリサーチのあり方について。 ええ、昨日、日経ビジネス11月号特集『変だぞニッポン 虚妄の大学発ベンチャー/民営化時代のタックスイーター』についてのエントリーを書いたんですよ。この記事、はっきり言って僕は嫌いです。昨日も書いたように、数字や仕組み、各省庁の争いがベンチャー行政を推進している構図なんかは勉強になるんだけど、勢い全てのベンチャーが無駄であるかのような書き方、主観の取り方に腹が立つ。例えば27歳にしてジャガーを乗り回すベンチャー青年の事例記事では、本文は事実関係を客観的に記した、中立的な語り口なのに、それにつく見出しは『税金で起業した青年社長』『総額4億3000万円の税金投入』『販売補助金まで国におねだり』。ネチネチと嫌な感じ。せめて本文と見出しの論調は一致させてくださいよ。っていうか俺にはプレゼンの上手いただの実業家にしか見えない
現在、この『夜明け前』サイトは、英語を学び、世界を知るという目標を掲げ、そのための様々な切り口やアイデアを提供するサイトです。日本人が世界に堂々と出ていけるようになるための応援をし、かつ僕自身にプレッシャーをかけることが目的でした。ただ、この『夜明け前』サイトは、もともと、成功を約束されていない人たちのための、挑戦を応援するサイトでした。まさに技術移転や研究開発、新規事業という、リスクの高い試みに対し、まもなくやってくる夜明けを信じてがんばろうと宣言するものだったのです。なぜなら、僕自身がその真っただ中にいた人間だからです。 余談ですが、日経ビジネスの同記事では、『千と千尋・・』に登場した“かおなし”そっくりのキャラクターが、「タックスイーター」として表現されていて、思わず噴き出しちゃいました。産学連携という美名のもと、名もなき人たちが突如として群がり、それぞれもっともらしい理由を掲げ、税
「虚妄の大学発ベンチャー~民営化時代のタックスイーター」 今週号の日経ビジネスのタイトルだ。 「産学官の大学発ベンチャー」 そんな響きを聞いたコトある人も多いだろう。 懐かしなぁ。 京大院生の頃はベンチャーラボに通ってMOT講座に出て、自分らの知識技術からビジネスを立ち上げて社会に技術を広めていくベンチャーを語り合ったりもしたっけか。 今や経営に興味のある理系院生はいっぱいいる。 あの場所でどんだけ魅力的な奴らに出会えたか。 さらに自分の研究は防災関連で、企業や地元の人と大学という公的機関が協力して社会的に何が生み出せるかを根底に置いて活動してた。 そんな訳で他人事とも思えんタイトルにつられて中を読んでみると、なるほど。 そんな事情もあったのかと驚く。 要するに、お上のベンチャー1,000社構想の下に6,000億円を越える予算がつき、ここ3年で500を越える大学発ベンチャーが立ち上がり、大
http://d.hatena.ne.jp/kiya2014/19850201#p37 で知ったんだけど、いづるさん(id:iduru)がはてなを退会したようだ。 コトバノツドイ - はてなブックマークの暴力性 http://d.hatena.ne.jp/tetsu23/20051128/1133190670 ここによれば、はてなブックマークのコメントについて悩んでいたらしい。 コトバノツドイ - はてなブックマーク - 被害者の駆逐 http://d.hatena.ne.jp/tetsu23/20051130/1133312329 ここのコメントを読むと、どっちも理があって、バランスを取りましょうというぐらいしかない。 ただ、攻撃的な人というのはネットにたくさんいる訳で、そういう人への対処として、自分の弱い部分をネットで公開するというのは、セキュリティホールを開けていることを意識すべきだ
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