衛星破壊実験の破片、国際宇宙基地の軌道と交差 米機関 2007年02月02日 中国の衛星の破片の軌道(北極・南極上空を通る線の束)と国際宇宙ステーションの軌道(南米上空を斜めに横切る線)。南米西方沖の上空で交差している=CSSI提供 中国の人工衛星破壊実験で飛び散った大量の破片(デブリ)が地球を周回し、国際宇宙ステーション(ISS)の軌道と南半球上空で交差していることが、米民間調査機関の解析でわかった。破片は、追跡可能な直径約10センチ以上のものだけで517個あり、「ステーションだけでなく、運用中の多くの人工衛星にとって脅威となっている」と警告している。 人工衛星の軌道解析などを手がける民間調査機関「CSSI」が、北米航空宇宙防衛司令部が追跡している破片の軌道データをもとに解析した。それによると、破片は高度260〜3500キロの範囲に広がり、雲のようなかたまりになって地球を周回している。
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