世界各地の氷河が驚くほどの速さで解けている。定点観測で記録した100万枚の写真が、気候変動の動かぬ証拠だ。 文=ロバート・クンジグ/写真=ジェームズ・バローグ 写真家ジェームズ・バローグは、世界の氷河を撮り続けている。その目的は、地球の気候が本当に変化しているのを、写真の力で証明することだ。 2007年に、調査プロジェクト「エクストリーム・アイス・サーベイ」を開始。太陽電池で作動するカメラを25台、グリーンランドとアイスランド、アラスカ、アルプス山脈、ロッキー山脈の氷河の近くに設置した。日中は30分ごとにシャッターが切れるように設定し、氷河の変化を記録する。こうして撮影した100万枚近い写真を見れば、氷河の融解が疑う余地のない事実だとわかる。 プロジェクトは現在も続行中で、対象を南米や南極にまで広げている。気候変動は、私たちが直視しなければならない現実なのだ。 かつて人間は氷河を恐れていた
【シンガポール=吉村英輝】猛烈な台風30号の直撃を受けたフィリピン中部レイテ島の中心都市タクロバンの警察と行政の幹部は、同島の死者が1万人を超える可能性があるとの見方を明らかにした。AP通信が10日、伝えた。多くが水死や、倒壊した建物の下敷きになって犠牲になったもようだ。 マニラの日本大使館によると、レイテ島には邦人約100人がいるが、10日朝も一部とまだ連絡が取れておらず、安否の確認を急いでいる。台風に関係した日本人の負傷者情報などは入っていないという。 国家災害対策本部が10日朝までに確認した死者は151人。だが、レイテ島の行政当局は300~400体の遺体を回収しており、幹部は「1万人を超えることもあり得る」との見方を示した。アキノ大統領は「(犠牲者数は)さらに増えるだろう」として、人数には言及していない。 今年発生した台風で最も強い勢力の台風30号は8日、タクロバンを通過。暴風雨と高
SF作家・山本弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山本弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 先日発売された創土社の『超時間の闇』だが、その中に収録された僕の原稿について、ちょっとしたトラブルがあったことを報告しておきたい。 ゲラチェックも完了して編集部に返送した後、10月17日になって、編集者から電話がかかってきた。「一箇所直してほしい」というのである。 オクラホマの田舎の農家の主人が、近くに住んでいる学者について語っている箇所だ。時代設定は1940年である。 >「いや、大学で数学を教えてたとか聞いたな。今はこのあたりで、インディアンの塚を調べてる」 この「インディアン」が差別語だから「先住民」に変えてくれというのだ。 いや、1940年のアメリ
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