昨日のテレビ東京系「出没!アド街ック天国」はお花茶屋だった。わたしの住む町からは自転車で20分も走れば行くことができる。時々ふらりと遊びに出かける隣町であり、“準生活圏”と言っていい。 そのお花茶屋が、地名から“メルヘンの街”と称されていたり、“葛飾の田園調布(?)”と言われていたのには思わず苦笑してしまった。田園調布はもとより冗談のたぐいだろうが、これはむろん馬鹿にしているのではない。駅前に広がる商店街がとても賑やかなのをテレビで客観的に認識させられ、つくづくいい町だと思ったのである。 ことほどさように京成電車沿線の町はお花茶屋に劣らずどれも好ましい。とりわけ各駅停車しか停まらない町が好きだ。隣の堀切菖蒲園しかり。高層ビルが林立し巨大専門店がひしめく町も悪くないが、個人的には、駅から個人商店ばかりで成り立っているようなマーケットが眺められる小さな町に惹かれ、その風景を見ると興奮をおぼえる