ブックマーク / www.jia.or.jp (2)

  • JIAの建築家達

  • JIA News CPDシリーズ

    建築家の自由ということについて考えてみたいと思います。建築家も含めて、プロフェションとよばれている職業には、一定程度の裁量権と決定権とが与えられています。自分の持つ専門的な知識と能力とに基づいて、自分の判断で裁量し決定をするという、重い自由が与えられているのです。建築家についていうならば、設計監理という創造的な行為に対して、一定の自由が与えられているということであり、いわばデザインの自由、広い意味でのデザインですが、その自由の行使が、ある限度内ではありますが、当然のこととして社会的に認められている、と理解してもいいでしょう。デザインの自由ということは、設計監理の行為における自由ですから、建築家の業務において発揮される自由に他なりません。その自由をどのように行使するのか、行使しなければならないのか、あるいは逆に抑制しなければならないのか、それは建築家としての倫理の基に大きくかかわっています

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