RSVP / Resource Reservation Protocol ■ RSVP。Resource Reservation Protocol。 IPネットワーク上のエンドホスト間で ネットワーク上の資源(帯域、バッファ、CPU等)を動的に予約して、 通信品質を確保できるようにするシグナリングプロトコル。 IETFにより、RFC2205に規定されている。 RSVPによる資源予約を利用すれば、 テレビ会議などのリアルタイム性を要求するアプリケーションと、 FTPファイル転送などのバースト転送型アプリケーションとを、 同一のIPネットワーク上で混在させた状態で、 後者よりも前者のトラフィックを優先させることができる。 RSVPは、OSI参照モデルのトランスポート層に位置付けられるが、 実際のデータ転送は行なわず、主にセッション層の仕事をしている。 またIPv4、IPv6の両方のプロトコルス