Qosmio G50 6月23日に東芝が発表したAVノートのハイエンドモデル「Qosmio G50」は、アスペクト比16:9の18.4型ワイド液晶を搭載し、筐体デザインを一新するなど、従来モデルから大胆な仕様変更を遂げた。しかし、もっとも驚くべきは処理能力の向上だ。地デジ番組を従来比約8倍の時間も録画でき、DVDへのダビングは200%速くなっている。また、SD画質の映像ソースでハイビジョン映像に近い精密さで再生する機能も手に入れた。これらの技術革新は、東芝が開発した専用プロセッサ「SpursEngine(スパーズ・エンジン) SE1000」に依るところが大きい。 CPUとGPUにSpursEngineを加えることで、Qosmio G50は他のAVパソコンとは一線を画すパフォーマンスを実現している。では、SpursEngineはどんな狙いで作られたのだろうか。また、SpursEngineによ