ツナ缶について考えたことがあるだろうか。会社によってはシーチキンと呼ばれる、例のマグロの缶詰だ。 ちょっと想像してみてほしい。買い物を頼まれて、渡されたメモに「ツナ缶」とだけ書かれていたら、果たしてあなたは何を買って帰るだろう。「え? ツナ缶はツナ缶だろ?」と思うなかれ。スーパーの缶詰コーナーに着いた途端、あなたはその種類の豊富さに頭を抱えるはずだ。それほどまでにツナ缶は種類が多い。 さらに、やれ「油不使用」だの「低カロリー」だのと、ヘルシー路線を突っ走っているのも油好きな私にとっては気になる。それってほんとにウマイのか? というわけで、今日は気になっていた様々な問題に一気にケリを付けてやろうと思います。 (高瀬 克子) 12種類と思っていたら… スーパーの缶詰売り場で最も幅を利かせているのがツナ缶だ。「日本人って本当にマグロ好きなんだな」と思わずにいられない品揃えの良さに、一瞬だけ「気軽