【更新履歴】 2023年4月16日:初稿公開。4/22まで全文無料公開とした。(現在、無料公開期間終了。) 2023年4月23日:論点④~⑥を加筆。「善きサマリア人の法理」「全面的な違憲判断を求めるNetChoiceの主張の難点」及び「テキサス州法HB20による言論萎縮効果」を新たに扱った。 ゆっくりしていってね! TwitterやYouTube、Facebookといった大手プラットフォーム事業者による自主規制やコンテンツ・モデレーション(※1)と、ユーザー側の「表現の自由」「知る権利」の関係の衝突がしばしば話題に上っているわね。 (※1)コンテンツ・モデレーション 主にソーシャルメディアにおいて、投稿されたコンテンツ(テキスト、画像、動画)を監視し、その表示されやすさに優先順位を付けたり、特に不適切なものに関しては削除したりすること。現在では投稿数の増加から人力での対処は困難であるため、