吉川 忠行 Aviation Wire編集長 ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。 この著者の記事を見る
(CNN) 米カリフォルニア州のロサンゼルス国際空港などで先週発生したシステム障害は、冷戦時代の対ソ連偵察機として名を馳せた偵察機「U2」が、米連邦航空局(FAA)の最新鋭システムを混乱させたために起きていたことが6日までに分かった。 U2は非常に高い高度を飛行していたが、これを検知したFAAのコンピューターシステムは、実際よりも低く、他の便で混雑する高度を飛行中と認識してしまったという。 この問題では4月30日午後、ロサンゼルス国際空港などでシステム障害が発生して一時的に全便の発着を見合わせ、多数の便に遅れが出たり欠航になったりするなどの影響が出た。影響はほぼ半日にわたって続いた。 FAAのコンピューターは航空機の飛行経路を予測して、衝突や制限区域への侵入を未然に防ぐ仕組みになっている。ところがU2が高度の変更などを繰り返したため、システムに負荷がかかってメモリーがほぼ使い尽くされ、処理
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