動物(どうぶつ)の体(からだ)の色(いろ)は、種類(しゅるい)によってちがっています。たとえばカラスは黒(くろ)い色(いろ)をしていますが、リスなどは茶色(ちゃいろ)、ホッキョクグマはまっ白(しろ)、キリンやトラは体(からだ)に模様(もよう)をもっています。また、小鳥(ことり)には赤(あか)や青(あお)、黄色(きいろ)や緑(みどり)などとてもあざやかな色(いろ)をしているものもいます。 しかし、このような色(いろ)というのは、その動物(どうぶつ)が好(す)きに選(えら)んだわけでも、神様(かみさま)が決(き)めたものでもありません。それでは、たまたまそのような色(いろ)をしているのかというと、これもそうではありません。体(からだ)の色(いろ)は、その動物(どうぶつ)がすんでいる場所(ばしょ)や、くらし方(かた)で、だいたい決(き)まってくるものなのです。 つまり、動物(どうぶつ)は、なるべ