本作は、雪村の手記「私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由」を、精神科医でもある和田秀樹が実写映画化したもの。NHK大河ドラマ「西郷どん」の西川可奈子が学生時代の葉子役、グラビアでも活躍する平塚千瑛が整形後の葉子役でダブル主演を務め、佐野史郎、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、立山咲里らも出演した。インドの第5回ノイダ国際映画祭で審査員特別賞を獲得し、フランスのニース国際映画祭では外国語映画賞ほか4部門にノミネートされている。 本作で劇場公開用映画に復帰した隆は「レイプと云う許し難い行為に真正面から向き合った和田監督と高間(賢治)キャメラマンの演出は、映画史に残る画期的な手法だと思います」とコメント。また雪村は、原作を出版したときのことを「私は条件を出しました。『私を強姦した男達の名前を、すべて実名で出すこと』。当時15歳だった私