16世紀、印刷技術の台頭とアカデミアの発達で大学は一度、死んでいた!世界的に数が増えすぎた大学は再びネットに殺されてしまうのか ごった煮でできた東京大学 東大にて、「大学とは何か(岩波新書刊)」の著書である吉見俊哉東大教授から大学の起源と方向性について興味深い話を伺った。本の中にもあるが、世界で大学は二度生まれ、その間に一度死んでいるという。そして、現代は大学が死んだ16世紀に似ていると言う。 余談になるが、東大の運営の難しさがよく言われ、その背景として、学部の自治が非常に強く、一体感を持ちにくいとの見方がよく喧伝される。吉見教授から話を聞いてその背景の真偽についてもうかがうことができた。結論から言うと、日本最古の大学であり、日本の最高学府である東大の生成過程はまさに「ごった煮」だったのである。 東大の設立は明治10年と言われるが、それも正確には怪しい。 起源が一番古いのが文学部と理学部。
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