世界が注目する「暗黒の6・17」(ノーベル経済学賞受賞、世界最高のエコノミストポール・クルーグマン独占インタビュー 「預金流出、そして恐慌が始まる」 ギリシャに続き、スペイン、イタリアもユーロを離脱するかもしれない 欧州危機が「爆発寸前」に近づき、ついにユーロ(対ドル)が2年ぶりの安値に急落する非常事態に陥った。クルーグマン氏は「ギリシャのユーロ離脱が、最悪のシナリオの始まりとなる」と言い切る。 取り付け騒ぎ、銀行崩壊へ 私は以前から「ギリシャの財政再建計画は現実的に実行不可能だ」と言ってきた。すると「ギリシャのデフォルト(債務不履行)は避けられないということか」と多くの人が聞いてきたが、私の答えは一貫して「デフォルトせずにギリシャが再建する方法は見当たらない」というものだった。 その考えはいまも変わりはない。現実が私の言っていたようになってきている。もはやギリシャにはユーロを離脱し、そこ
夫婦だから喧嘩ぐらいする。だが、これまで一度たりとも勝てなかったし、何度やっても勝てる気がしない。嫁さんに限らず、オンナと口論して言い負かすなどとは、おこがましいのかもしれぬ。議論の勝率と、主張の正当性の距離は反比例するからなぁ。 わたしの戦法はスタンダードな二つ、「前提を疑う」「論旨の誤りを指摘する」だ。前提や定義に疑義をはさみ、誤った一般化や藁人形を挙げ、「だから詭弁だ」に落とす。嫁さんはもっとシュールだ→「あんたはアタシを怒らせた、故にギルティ」(承太郎メソッドともいう)。 では、ケンカではなくディベートなら? というのが本作になる。「ラノベ+ディベート」の組み合わせは斬新でユニークで二度おいしい。「ディベート部」なる部活に巻き込まれる高校一年男子の主役。ヘタレな主人公が、変な美少女に振り回されるのはお約束どおり。 だが、そこらのラノベと違うのは、このヘタレが「自分で」非日常を選びと
6月11日(ブルームバーグ):野口悠紀雄・早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問(一橋大学名誉教授)は、日本銀行が国債買い入れによって国債バブルを煽(あお)っており、歴史によって裁かれる危険があると主張する。また、こうした大量の国債購入が財政規律を緩めており、政治圧力に抵抗できない日銀の罪は大きいと語る。 野口氏は6日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで「日銀には政策の目安がない。金融政策では物価1%上昇という目標は到底達成できないので、あってもなくても意味のない目標だ」と指摘。「市場から見て、日銀がどれだけ長期国債を買うか誰も分からない。圧力が高まればどんどん買うという印象を誰もが持っている。日本の金融政策は不確実性が非常に高まっている。非常に危険な状況だ」と話す。 日銀は2月14日の金融政策決定会合で、消費者物価指数(CPI)1%上昇を目指して、それが見通せるまで強力に金融緩
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