なぜ初段を目指すのか いつつ将棋教室では、生徒さんたちに、将来的には初段になることを目指してもらいたいと思っています。もちろん、プロ棋士になりたい、お父さんに勝ちたいなど、お子さんそれぞれが自由に目標を設定していいのですが、なぜ長期目標として「初段になる」を掲げるのかというと、将棋を指す人にとって初段が1つの節目、目指すべき指針になるからです。 例えば単純に、今まで「◯級」と名乗っていたのが、「僕、初段」と段位に変わるだけで、急に強そうですし、なんだかかっこいいですよね?奨励会(プロ棋士養成機関)でも初段になることを表す入品(にゅうぼん)という言葉があるように(もともと囲碁からきているそうですが)、「初段になる」ということはなにかしら特別な響きがあるものです。 また、「初段」に限らず段位というのは、将棋教室や道場、またアプリやインターネットでのレーティングなどで実際のところ認定にはかなりの