私は北西フロリダの大学院で勉強していたのだが、ある時、同じ寮の女子学生が「素晴らしい伝道師が来るので、聞きに行かないか」と誘ってくれた。 昔、シンクレア・ルイスの「エルマー・ガントリー」を読んで以来、米国南部の保守派キリスト教伝道師に興味を持っていたので、良い機会だと喜んで行ったのだが、伝道師の説教よりも、参加していた普通の信者達の会話に驚いた。 ある若者はずっと麻薬を止められなかったのだが、「ある時にキリストが僕に話しかけたので止めることができた。今は伝道師になる勉強をしている」と語った。 周りの人々は、彼の話を事実として受け止め、非常に感動していた。殆んどの人々はまじめで悪い人柄では無さそうだったが、もし、私が、キリストが話しかけたことに対して疑問を述べたら、袋叩きにしそうな目をしていた。 ロス・アンジェルスに行って、ある日本人女性の夫(白人)に、この話をして、「南部バブティスト派信者
![危ない社会はチャンスが一杯](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf12238922c1f4553ad3c3477e0cfb7226208b50/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200402%2F06%2F36%2Fa0002536.jpg)