漂白剤とは 漂白剤と聞くと、とにかく白くしてしまうイメージで、例えば色柄物の衣服などには使用出来ないと思っていませんか?また、黄ばみなどのしつこいシミなどの汚れだけを落とすイメージを持っていませんか? 漂白剤は、実は正しく使うことで色柄物の衣服にも使え、また梅雨時などによくある、生乾きの臭いを無くす効果もあります。ただし、扱い方を間違うと失敗します。 まず、漂白剤は化学的にシミや汚れの色素、または汚れ自体を分解する薬剤で「塩素系」と「酸素系」に分けられます。 塩素系漂白剤 塩素系は漂白力が強く除菌・殺菌力も大きく、トイレ用・台所用・カビ用などのようにどちらかといえば衣類用で使われることはほとんどありませんが、トイレ用などより濃度を少し薄くした衣料用の塩素系漂白剤も存在します。ただし、塩素系漂白剤は漂白力は強いですが色素を破壊する為、白物しか使用出来ず色柄物には使用出来ない弱点があります。