バックボーンを交換機からルーターに刷新、NTTが描く固定電話のIP化 メタルのインフラをそのまま活用しながらIP化していく、っていうと、旧ウィルコムのITXの話を思い出しますね。ISDN回線を活用したPHSシステムの、局舎から上を全部IP化するために、メタル・IP変換装置として開発されたITX。これがこの記事で言うメタル収容装置に当たるわけです。ほぼ全国にITXを配備してPHS基地局の巻き取りを終えたわけですが、規模こそ100倍になるものの、局舎の数という意味では多分ほとんど変わらないと思うんですよね。もう、ソフトバンクに頭下げてITX流用させてもらっちゃえよ(笑)。いや、固定電話独自のいろいろな事情って、実はPHSでも全く同じで、ITXはそのへんをくみ取るための仕掛けがいろいろしてあるらしいですからね。メタルが全部NGN化したら、改めてPHSをNGNに直収容とか、出来そうなんだけどなあ。