これまではどちらかといえば一方通行だった音楽ライブのチケットの売り方に、変化が生じている。 2024年3月、シンガーソングライターの岡崎体育さんがSNSでライブツアーの告知を懸命に行い、着々と席を埋めたことが話題に。ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」も同じような手法で、ワンマンライブのチケット完売を成功させた。 このようなSNSを積極的に活用したライブの宣伝とチケット販売は、なぜ成功したのか。マーケティングに詳しい専門家は、宣伝方法と2組のブランドイメージとが合致したことが一番の要因とし、「共創マーケティングの成功例」だと指摘する。