2019年5月11日のブックマーク (3件)

  • 認知の歪んだエッセイ漫画を読むのが楽しい

    一昔前まではエッセイ漫画というのはやたらその手の才能に恵まれた人によるものか、あるいは平々凡々な毒にも薬にもならないつまらないものしかなかった。 が、ここ数年でジャンルの地殻変動が起きている。 ネット発が増えてきたからだ。 エッセイ漫画は元々わかりやすい意味での画力や構成力を要求するジャンルではない。出版社のほうで「あ、これ面白い」「あ、これネットでウケてる」となったらポンポンとポン菓子のように出版する。 一般人の99%が体験したことのないオリジナルな体験、それのみが求められるジャンルだ。 あまりに安易な出版ハードルのせいで、四コマ以上に魑魅魍魎が蔓延っているというか、頭のおかしさ具合でいけば一頃のマイナーホラー漫画誌といい勝負な煮詰まり具合になってきている。 で、目につくようになったのは「どう考えても描き手のキャラクターが歪んでいる」案件。 エッセイ漫画は8割がカルチャーショック漫画であ

    認知の歪んだエッセイ漫画を読むのが楽しい
    bluejack
    bluejack 2019/05/11
  • 「人と会うと疲れる」「拒絶されると心が死ぬ」 現代のモヤモヤと向き合うエッセイ漫画『生きやすい』

    記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 4月に1巻が発売されたばかりのエッセイコミック『生きやすい』(秋田書店/著・菊池真理子)をご存知でしょうか。 ポジティブな印象を受けるタイトルとは対照的に、その内容はひたすらに後ろ向き。「人に頼るのがどうも苦手」「初対面よりも“二度目”の距離感がわからない」「理由もなく気持ちが落ち込んでしまいがち」など、言葉にしにくいけど確かにそこにある漠然とした「生きづらさ」を切り出しています。 モヤモヤした「生きづらさ」に輪郭を与えるエッセイ漫画 1話をまとめて読む 目次に目を通せば、作者の菊池さんが感じている「生きづらさ」の幅広さが伝わるでしょう。「拒絶されると心が死ぬ」「眠れない」「服を買うのが苦手」「人に頼れない」などなど、これでもかとネガティブワードが並んでいます。 そして『生きやすい』最大の特徴は、各話タイトルにもなっているこれら「生

    「人と会うと疲れる」「拒絶されると心が死ぬ」 現代のモヤモヤと向き合うエッセイ漫画『生きやすい』
    bluejack
    bluejack 2019/05/11
    「酔うと化け物になる父がつらい」の人だ。
  • 名前を呼んでもらえない

    私は人に名前を覚えてもらえない。 なので名前を呼ばれた経験がない。 どうせ他人に覚えてもらえないんでしょって言われそうだけど、違う。 家族にも、他人にも、名前を呼んでもらえない。 仮に、私の名前を「増田 始(ますだ・いち)」とする。性別は女だ。 【家族の場合】 名付けたはずである両親でさえ、私を叔母や伯母やペットの名前で呼ぶ。 叔母&伯母に至っては、私が産まれる前に死んだペットの名前で呼んでくる。 一度泣きながら祖母に「何故私の名前を呼んでくれないの」と訴えたが、祖母はこう答えた。 「お前は家の新参者だ。いちいち名前を覚えていられない」 確かに祖母は、私を母の名前で呼んでいたなと納得した。 未だに私は両親どころか親戚一同からも適当な名前で呼ばれる。 父は最近、私を「おい、そこの女」と呼ぶことを覚えた。 【友達の場合】 全員何度言っても「はじめ」と呼ぶ。 嫌がっても泣いても怒っても駄目。 「

    名前を呼んでもらえない
    bluejack
    bluejack 2019/05/11
    そんな環境を甘んじて受け入れなくていいと思う…退職代行サービス使ってでも辞めて欲しい。