3日で作る高速特定物体認識システム (2) SIFT特徴量の抽出(2009/10/24)の続きです。あっ、3日経っちゃいました。 今回は、SIFTとは別の局所特徴量であるSURF(Speeded Up Robust Features)を抽出してみます。SURFのFはFeaturesなのでSURF特徴量とは言わないのかな?SIFTとは抽出方法は違いますが、画像からキーポイントと特徴ベクトルを抽出する点では同じです。抽出速度はSIFTより数倍高速だそうですが、精度は多少落ちるとのこと。リアルタイム処理したいときはこっちのほうがよさそうです。また、OpenCVにもすでに実装されています。SURFの詳しいアルゴリズムは後で論文を読むとしてとりあえず試してみます。 画像からSURFを抽出する 以下のプログラムは、画像からSURFを抽出して特徴点を描画し、特徴量をファイルへ格納するプログラムです。この
第1回、第2回と画像認識の基礎とOpenCVについて紹介してきました。第3回目の今回は、いよいよ本連載の目玉であるOpenCVを使ったオブジェクト検出に挑戦してみます。 オブジェクト検出の仕組み 基本原理のおさらい オブジェクト検出のプログラムを書き始める前に、そもそもどんな仕組みでオブジェクト検出を行っているのかを理解しましょう。 第1回では画像認識の原理として、学習フェーズと認識フェーズがあることを説明しましたが、OpenCVに実装されているオブジェクト検出プログラムもこの流れに従います。つまり、画像から特徴量を抽出し、学習アルゴリズムによってオブジェクトを学習します(詳しくは第1回を参照してください)。 図1 画像認識の流れ OpenCVに実装されているオブジェクト検出プログラムは、Paul Violaらのオブジェクト検出の研究[1]をベースに、Rainer Lienhartらが
screenとは? screenとは、ひとつの物理的な端末内に、仮想的に複数の端末を起動して動作させることができる画面管理ソフトウェアです。 つまり、端末をひとつ開くとその中にまた端末を開くということができるので、端末を何個も立ち上げる必要がなくなるという非常に便利なソフトです。 screenにvオプションをつけて実行するとバージョンを確認できます。 [root@centos ~]# screen -v -bash: screen: command not found 上記のようにコマンドが見つからない旨のメッセージが出ると、screenがまだインストールされていないということなので、yumやaptなどでインストールを行います。 CentOSなどのRedHat系の場合 [root@centos ~]# yum -y install screen UbuntuなどのDebian系の場合 [r
screenというものすごく便利なアプリケーションがあります。上記写真のように、1つのターミナル内で、仮想的に複数の端末を起動させることができるものです。 ただ慣れるまでは少々使い方がとっつきづらいという話も聞きますので、今回はscreenを基本的に使えるまでのチュートリアルを紹介したいと思います。 どんなことができるの? 複数の仮想端末をあげるとどういったメリットがあるのでしょうか?実際に自分はscreenを使うまではターミナルを複数起動させ、Desktop上はターミナルだらけになっていました。 実際はそれでも問題は起きないのですが、個人的にはローカルPC側では極力起動しておくアプリケーションを少なくしたいと思っているため、screenを使うようになりました。 ただそれだけであればWindowsならPoderosa,MacならiTerm,GnomeならGnome端末があるのですが、scr
ドコモ、au、ソフトバンクの各携帯電話のブラウザのユーザーエージェントは、パソコンのブラウザと同様にプログラムで取得することができる。 ユーザーエージェントを利用してキャリアの判別や機種判別を行うことができる。 ユーザーエージェントには、ドコモなら「DoCoMo」、au・TU-KAなら「UP.Browser」、ソフトバンクなら「J-PHONE」、「Vodafone」、「SoftBank」という文字列が含まれている。 これらの文字列を調べることで携帯電話のキャリアを判別することができる。 ただし、Vodafoneの一部の機種は、「UP.Browser」という文字列がユーザーエージェントの途中に含まれている。 キャリアを判別する場合は、「ユーザーエージェントの先頭の文字が何で始まるか」で判別した方が良いと思われる。 また、ユーザーエージェントには機種名の文字列が含まれているので、機種の判別を行
Template-ToolkitはPure Perlでも動く 高速化のためにXSを使用していたり、普通にインストールする依存モジュールが多いためインストールが大変なイメージがあるTemplate-Toolkitは実はPure Perlでも動く。 単純な使い方をするだけなら、アーカイブをDLしてきて、展開、Template-Toolkit-2.14以下の lib/Template.pm lib/Templateディレクトリ これを適当なパスにコピー。 Perlスクリプトで #!/usr/bin/perl use strict; use lib "Template.pmを置いたディレクトリ"; use Template; で使える。単純な使い方をする場合には依存モジュールはなかったりします。 READMEの Text::Autoformat 1.03+ DBI 1.14+ (and relev
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