PythonのオブジェクトにおいてC#言語やVala言語にあるようなプロパティ(関連記事)を用いる方法についてを扱う。 プロパティについて再び オブジェクトのメンバ変数は、(オブジェクト指向における)オブジェクトとその利用側の管理上の理由により、直接外からいじるのではなく、公開されたメンバ関数(アクセサ)を通して読み書きするのが好ましいとされる。また、そうすることにより読み書きに制限を付けることもできるのだが、クラスの外からは関数を呼ぶ形となることもあり、扱いにくい。 プロパティはこの扱いを簡単にし、クラスの外からメンバ変数の扱いに近い感覚でそのメンバ関数を呼び出すことができるようになる。 メモ objectクラスをもとにしたクラスにおいて、値を格納するメンバとそのメンバの値を読み書きするメンバ関数(アクセサ)を用意し、Pythonの組み込み関数property()でそれらのアクセサを引数