画像のぼけの過程は巨大なスパース行列を使って表現できます. 入力画像x(サイズは,S=width*height),ぼけ画像yを1次元ベクトルX,Y (画像を縦横を区別せずならべたもの)としたものをぼけ過程を表す行列Hで表すと, Y=HX で表せます.この行列Hは画像サイズ×画像サイズ(SxS)の巨大な行列になり,Matクラスなどで確保すると あっという間にメモリが枯渇します.幸いなことに,この行列Hは要素がほとんどゼロなため,要素が非ゼロの 場所だけメモリを使用するスパース行列クラスSparseMatが使用可能です.ここでは, SparseMatの使い方を画像のぼかしとその逆過程であるぼけ除去を例に説明します. C++ #include <cv.h> #include <highgui.h> using namespace cv; #include <iostream> using nam