国会議員を対象にした映画『モンサントの不自然な食べもの』上映会では、議員に向けたマリー=モニク・ロバン監督のビデオメッセージも上映されました。ロバン監督のメッセージを全文紹介いたします。 2012年6月14日 衆議院議員会館にて 当会場にお集まりの国会議員の皆様、本日は日本を代表する皆様がたに私個人の私見をお伝えする機会をいただき大変光栄に存じます。 現在、日本は、環太平洋経済連携協定、いわゆる《TPP》への参加にむけて大きく舵を切られたとうかがっております。当協定は非常に重要な意味をもつアメリカ主導の協定です。本日、皆様がたにお伝えしたいのは、北米自由貿易協定に関して、私が実際に見聞した事実です。ご存じのように北米自由貿易協定は1992年にアメリカ、カナダ、メキシコの3国間で署名され、1994年1月1日に発効された自由貿易協定です。 実は私はつい先頃、この北米自由貿易協定に関するドキュメ