「ホリエモン」の愛称で知られる、実業家で元ライブドア社長の堀江貴文さん(42)が7月10日、衆議院の法務委員会に参考人として出席し、刑事訴訟法改正案の議論について「安保法案より大事だ」と訴えた。自身も「10年以上前は重要だと思っていなかった」としながらも、自動車事故を起こすなどによって「司法の場に出てこざるを得ないことが、身近に起こりえる」として、「国民生活に一番関係してくる」法案であり「安全保障のデモと同じように、国会前で司法制度改革のデモをやってもいいぐらいだ」と述べた。 刑事訴訟法改正案は、容疑者取り調べの録音・録画(可視化)や司法取引の導入、通信傍受の対象拡大を柱とする内容で、3月に閣議決定されて国会に送られた法案。2009年に村木厚子厚生労働事務次官が逮捕され、無罪が確定した「障害者郵便制度悪用事件」がきっかけで、司法制度改革の議論に注目されるようになった。
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