2008年10月27日 08:00 先に【「半値八掛け二割引」で株価の底値を予想してみる】の最後で「日経平均株価の直近底値は6000円前後になるかもネ」とコメントしてから早くも三週間。この短期間に相場展開では非常に大きな動きがあった。日経平均株価は1万円をあっさり割り込むどころか、バブル後の最安値7607円88銭(2003年4月28日・終値)に迫る7649円08銭を、直近の日経平均株価(2008年10月24日・終値)が付けるほどの下落振り。冗談半分の記述が現実味を帯びてきたということで、もう一度検証しなおして見ることにした。 ●「半値八掛け二割引」と「32の法則」をおさらい 「半値八掛け二割引」とは大阪の薬問屋や繊維問屋が商品を買いたたく・売り投げるときに使っていた言い回し。商品に引き合いがない場合、まず半値に値引きをするが、それでも売れない場合そこから8割の価格(=2割引き)にする。そし
Web2.0のキーワードのひとつ「集合知」は、“みんなの意見は案外正しい”という認識を元にしているが、意見だけでなくどうやら未来予想も案外正しいらしい。 米国のHollywood Stock Exchange(HSX)では、毎年アカデミー賞の各賞をどの作品が/誰が受賞するか予想しているが、2004~2007年度においては予測した計33の受賞対象のうち29個を的中させた。的中率は87.8%。2005年に至っては8賞すべてが正解だった。 HSXにおける予想は「予測市場」と呼ばれる手法で行われる。受賞候補それぞれが株式市場における個別銘柄に相当する「株」として公開され、ユーザーはH$(ハリウッドドル)という仮想通貨で株を売買する。選考結果が出ると、正しい予測の株が25ドル、他は0ドルになる。みんなが「これは受賞するだろう」と思う作品ほど値が上がるしくみだ。欧米ではこうした“予測”を株に見立てた予
2006年10月14日 08:30 【東京証券取引所】は10月13日、【あおぞら銀行】の上場が11月14日に決まったと発表した(【発表ページ】)。証券コードは8304に決定した。単元は1000株。アメリカのゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレー、【日興シティグループ証券】が共同主幹事を務める。 すでに【あおぞら銀行、11月にも再上場へ】でもお伝えしている通り、あおぞら銀行は前身の日本債券信用銀行が1998年に経営破たんしたもので、その後アメリカの投資ファンドなどが株式を取得して再建を進めていた。似たような立場の金融機関としては【新生銀行(8303)】(旧日本長期信用銀行)が2004年に再上場を果たしている。 売り出し株式数は日本国内で3億3869万5000株・海外2億7711万4000株の計6億1580万9000株。需要に応じて5080万4000株を追加で売り出す(オーバーアロットメ
2006年09月21日 07:00 日本証券業協会は9月20日、新規株式公開(IPO)の引き受け審査基準に関する規則を強化し、証券会社間における統一新基準を導入することを発表した(発表リリース)。証券会社間の上場審査基準を高レベルで維持することにより新興市場の「健全な」育成をうながし、株式市場の信頼性の確保や個人投資家保護の徹底を助成する。 株式市場の回復基調や規制緩和、インターネットの普及などで証券会社数は増え、日本証券業協会に属する会社数も300社を超えた。新規上場の引受業務を行う会社も増えている。それに伴いIPOを行う企業数も増加、今年は8月末時点で東証マザーズが166社、ヘラクレスが149社に及んでいる。 その一方日本証券業協会では上場引き受けの際に証券会社に課すルールとして公正習慣規則第14号を定めているが、単なる有価証券の売出しなども網羅したルールであり、IPOに特化された基準
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く