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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (7)

  • 真珠湾攻撃で戦死、「2階級特進」から漏れた6人の真実 史実追求の先にあったもの

    1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃で戦死認定された航空兵55人には、冷徹なまでの「死後の選別」があった--。79年前のきょう、太平洋戦争の戦端を開いた戦果を受け、攻撃に加わって亡くなった彼らに対し、軍部は異例の「2階級特進」を適用した。だが、この処遇から6人だけが除かれ、1階級の進級にとどまっていたことが分かった。敵前逃亡など、あからさまな咎(とが)があったわけではない。同じ作戦に基づいて、同じ戦闘に、同じ航空部隊から参加して命を落とした兵士に、なぜ明確な格差が生じたのか。(小川 晶) 神戸新聞社の神戸社11階、文化部フロアの片隅に、年季の入った1台のコンピューターがある。1990年代のデスクトップパソコンのような、厚みのある外観。社内では「マイクロフィルム」の名で通る。過去の新聞記事が焼き付けられたフィルムを、コマ送りで見ることができる装置だ。 航空機事故を取材する新

    blueribbon
    blueribbon 2020/12/08
    「2階級特進した49人は、米軍の反撃で撃墜され、あるいは被弾して自ら基地に突っ込んだりしたと「認定」されている。それに対し、6人は、空母に戻る途中に行方不明になったり、不時着したりして亡くなっている」
  • 神戸新聞NEXT|三田|あの森の中で インパール作戦の記憶(1)白骨街道

    草木をかき分けて真っ暗闇を進む-。昨年11月、兵庫県三田市に暮らす谷口實男(じつお)さん(101)が散歩中に市内の森に迷い込み、一晩中さまよった。何度も転倒して胸の骨を折り、翌朝に道で倒れているところを発見されて一命を取り留めた。入院先を見舞うと、かすれ声で言った。「インパール作戦を思い出しました」。それは太平洋戦争で最も無謀と言われ、およそ9万人が出兵して6万人以上が命を落とした作戦だ。終戦75年になっても心にすみ着く体験を聞いた。(取材班) ■三田の森で見えたあの“地獄” 私たちが谷口さんに出会ったのは昨年9月、敬老の日に合わせ、市内の最高齢夫婦を紹介する記事の取材だった。その3カ月前、生まれ育った京都府福知山市から、子どもらが暮らす三田に引っ越してきていた。 自宅のベランダからうっそうとした森が見える。戦争中、日軍が占領したビルマ(現ミャンマー)から英領インドのインパールに攻め込ん

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    blueribbon 2020/08/14
    「目を向けた道端には、泥まみれの死体が隙間なく横たわっている。全身が膨れあがり、ハゲタカが肉や目玉をつつくと、やがて骨になった。かすかに息をしている者を見ても、どうすることもできなかった。」
  • 神戸新聞NEXT|総合|旧グッゲンハイム邸は別人宅だった 本物は近くの「旧竹内邸」 神戸・塩屋

    地域に親しまれている「旧グッゲンハイム邸」。実際はグッゲンハイム氏は住んでいなかったという=6日午後、神戸市垂水区塩屋町3(撮影・後藤亮平) 1900年代初期にドイツ系米国人の貿易商ジェイコブ・グッゲンハイム氏(1874~1940年)が住んだとされてきた神戸市垂水区塩屋町3の洋館「旧グッゲンハイム邸」が、同氏の自宅ではなかったことが、日建築学会近畿支部の調べで分かった。土地台帳や米国に住む孫が所有する写真から、実際の邸宅は近所にある別の洋館と特定。外国人の別荘地として歴史がある塩屋地域の象徴的存在だが、長年誤った情報が語り継がれてきたとみられる。(初鹿野俊) 同支部によると、ドイツ生まれのグ氏は兄弟3人で貿易会社を経営。1895年、三宮に支店を設立し神戸に住んだ。ニューヨークのグッゲンハイム美術館を運営する財団の設立者は遠戚に当たる。 同支部は6月、旧グ邸の北約20メートルにある洋館「旧

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    blueribbon 2020/08/07
    「土地台帳や米国に住む孫が所有する写真から、実際の邸宅は近所にある別の洋館と特定。外国人の別荘地として歴史がある塩屋地域の象徴的存在だが、長年誤った情報が語り継がれてきたとみられる。」
  • 404エラーページ|神戸新聞NEXT

    指定されたページまたはファイルは削除されたか、存在しないため、見つかりませんでした。URL、ファイル名にタイプミスがないかご確認ください。

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    blueribbon 2016/02/14
    秘書給与ピンはね疑惑を告発した元秘書消される!? 「とにかく、私には自分に残された時間が余りにも短すぎて結末を見届ける事はできないと思う。」(野田哲範)
  • 神戸新聞|社会|人工岬付近の高速波に注意 水難事故多発、死者も

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    blueribbon 2010/08/19
    「岬沿いに沖合方向へ発生する高速の流れ(離岸流)にのまれるのが原因。海上保安庁は「人工岬のそばは水深が浅く、波が穏やかに見えるが、危険なので近寄らないように」…速さは競泳五輪選手並みの秒速2メートル」
  • 神戸新聞|文化|黒田官兵衛の太刀拵、奇跡の発見「姫路で展示を」

    播磨出身の戦国武将で、豊臣秀吉の軍師として名高い黒田官兵衛が使ったとみられる太刀の外装「拵(こしらえ)」が発見された。長年官兵衛の研究を続ける歴史研究家山一城(かずき)さん(54)=東京都狛江市=が入手した。室町将軍足利義昭から贈られた太刀「菊一文字」が入っていたといい、保存状態は良好。「官兵衛の遺物は少ない上、傷みやすく残りにくい拵が発見されたのは奇跡。ぜひ姫路に寄託したい」と話している。 「金梨子地藤巴紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵」。長さ106センチ。日美術刀剣保存協会が1989年、重要刀装に指定した。指定書によると桃山時代‐江戸初期の作。鞘に黒田家の家紋「藤巴(ふじどもえ)」を不規則に配置、つばなどに桐(きり)の紋の彫刻があり、同協会も黒田家に伝来したとみられると記している。 山さんは家紋の散らし方が桃山期特有で、太刀の形が菊一文字と合致することに注目。長男・長政の時代には別の紋を多用

  • 神戸新聞|事件・事故|万引容疑で逮捕したら… 「58歳」男に戸籍なし

    万引の容疑で垂水署に逮捕された男には、住民票も戸籍もなかった。捜査員が調べても、身分を確認できる公的なものは一切見当たらず、男は「小学生のころに家を出てからずっと一人で暮らしてきた。不自由を感じたことはない」と供述。結局、申告した名前も、58歳という年齢も、国籍も判然としないまま25日に釈放された。「こんな容疑者は初めて」と驚く捜査員。男の語った半生とは…(小川 晶) 男は神戸市垂水区のホームセンターで、登山用具4点を盗んだとして、今月14日、垂水署に逮捕された。初犯だった。 男は「金がもったいなかったから」と容疑を認めたが、名乗った日名が戸籍などに見当たらない。親が出生届を出していなかったためとみられるが、捜査員はスパイの疑いもあるとみて事情を聴取した。 「物心ついたときは、京都のおばに育てられていた」。男が、これまでの半生を話し始めた。 両親は、第2次世界大戦中、朝鮮半島から日に連

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    blueribbon 2009/06/26
    京都市内の小学校に入学したが、3年生のときに家出。学校にも行かず、山での自給自足の生活をへて、25歳から全国を放浪し始めた。(親が出生届を出していなかったため)日本名が戸籍などに見当たらない。
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