「現実の延長線上にピグがあることを大事に作っている」――サイバーエージェントの山崎ひとみプロデューサーは、2D仮想空間「アメーバピグ」についてこう述べる。 Webブラウザで利用できる仮想空間で、自分にそっくりなアバター「ピグ」を作り、現実の東京などに見立てた街の中でアバターが身につける服やアイテム、しぐさ(ジェスチャー)を仮想通貨「アメゴールド」で購入し、アバター同士で交流したり、ゲームをプレイできる。 2月19日のスタート以来急激にユーザー数を伸ばし、10月26日時点の登録者は約140万人。月間アバターアイテム収入は数千万円に上り、ブログ「アメブロ」などを含む同社のAmeba事業を収益面で支える屋台骨になりつつある。 自分そっくりのアバターで、現実そっくりの空間に アメーバピグの特徴は、ピグをユーザー自身に似せて作れることだ。アバターは2頭身にして顔を強調。Wiiの「Mii」のように、顔
[AGDC 08#05]業界騒然? Googleが「Lively」でゲーム業界に進出! ライター:奥谷海人 Google傘下のX-Ray Kidで,「Lively」のプロジェクトマネージャーを務めるKevin Hanna氏(左)。Googleのゲーム業界参入は成功するのだろうか AGDCの目玉会合といえる「World in Motion Summit」に,3Dバーチャル空間「Lively」を開発しているKevin Hanna(ケビン・ハナ)氏が登場し,Googleがゲーム用APIのエクステンションを公開すると発表した。 Livelyは,現在β版として無料公開されている3D仮想空間で,アバターを使って簡単なジェスチャーを交えたチャットを,最大20人で楽しめる。「Second Life」などとは違って,ブラウザでオンライン上の仲間達と出会えるというのが特徴だ。現在はβテスト中ということもあり
グリーは7月10日、携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービス「GREE」および「EZ GREE」において仮想世界サービスを提供開始した。また、これにあわせてSNS上で自分の部屋を持てる「ルーム」、ペットを飼える「Clinoppe」、洋服や髪型をカスタマイズできる「アバター」の3機能も新たに追加した。 GREE/EZ GREEで提供している各サービスを自分の部屋「ルーム」に集約させることで、ルームを中心にGREEを1つの社会として楽しめるようにした。 ルームでは、ゲームで獲得したアイテムを並べたり、自分の分身であるアバターをペットと一緒に生活させたりできる。 GREE/EZ GREE内のコンテンツを一括表示することでルーム中心にSNSを利用できる仕組みだ。従来に比べて、自分のスペースに対する意識を高めやすいインターフェースとなっている。 自分のアバターはプロフィールページで作成できる。
米GoogleによるYouTubeの買収や,ソフトバンクと米News Corporationの提携よる「MySpace日本版」(関連記事)の発表など,ここのところオンライン・コミュニティ・サービス市場における業界の動きが激しい。そうしたなか,米国で大きな話題を集め,個人だけではなく大手企業も次々と参加しているサービスがある。「Second Life」である。 目的や行動に制約のない仮想世界 Second Lifeのユーザー数(登録アカウント数)はこの10月半ばに100万に達した。本稿を執筆している11月9日時点ではすでに130万を突破したという。今,ものすごい勢いで参加者が急増している。日本語版のサービスもまもなく公開されるという(写真1)。 Second Lifeは,クライアント・ソフトをパソコンにダウンロードして楽しむMMORPG(多人数参加型オンライン・ロールプレイング・ゲーム)のよ
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