印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力福島県議選アンケート 10日に告示された福島県議選の全候補88人に朝日新聞社が実施したアンケートで、94%が「脱原発」が全国的に広がったほうがいいと考えていることが分かった。東京電力福島第一原発の深刻な事故を受け「第二の福島をつくるな」との意見もあった。 福島県は8月、復興の基本方針に「脱原発」を掲げた。これを支持すると答えた87人に、脱原発の考えが全国的に広がったほうがいいか尋ねたところ、「大いに思う」が49人、「ある程度思う」が34人、「あまり思わない」が2人だった。 理由を自由回答で聞くと、「事故が起きれば甚大な被害が広範囲に長期間続く」(自民現職)、「福島だけ脱原発を推進しても本当の安全・安心にはつながらない」(社民新顔)など、事故から8カ月たっても収束しない現状を踏まえた意見が目立った。ただ、「急な方針変更は日本の産業界に影響を及ぼす