先週「Androidと家電」というタイトルで講演をさせていただいた私だが、そのプレゼンのキーポイントは、「なぜGoogleはAndroidを無料で配布するのか?」。それを私なりに説明するための資料として作ったスライドが以下の二枚。 まずこれは、MicrosoftとIntelがパソコン・ビジネスを育てるためにした「コモディティ戦略」を図式化したもの。IntelとMicrosoftで協力してCPUとOSを部品化・規格化することにより、誰でもパソコンを作れる様にしたのがそれ。これにより、パソコン・ビジネスへの参入障壁が減り、パソコン・メーカーが乱立。差別化がしにくい部分(つまりIntelとMicrosoftがほぼ独占的に提供するCPUとOS以外の部分)で激しいコスト競争が起こり、パソコンのコモディティ化が一気に進んだのは皆さんの記憶にも新しいはず。 特筆すべきなのは、MicrosoftもInte
気候研究ユニット・メール流出事件(きこうけんきゅうユニット・メールりゅうしゅつじけん、クライメイトゲート、クライメートゲート、Climategate)は、2009年11月にイギリスにあるイースト・アングリア大学(UEA)の気候研究ユニット(CRU:Climatic Research Unit)がクラッキングされ、地球温暖化の研究に関連した電子メールと文書が公開されたことによって発生した一連の事件のこと[1][2][3]。『クライメートゲート事件』とも[4][5][6]。 この事件は一般のメディアでも報じられ、標的とされたUEAのCRUの所長が一時的に所長職から離れる等の事態となった。しかしイギリス王立協会、ペンシルバニア州立大学、イギリスのラッセル委員会、イースト・アングリア大学がそれぞれに調査した[7]結果、不正の事実は何も見あたらなかった[8]。科学的にも、CRUの報告に疑念の余地がほ
一般的な話題 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate” 2009/12/7 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から Climategate, クライメイトゲート, 二酸化炭素, 京都議定書, 国連機構変動枠組条約会議, 温暖化, COP15 投稿者: StarryNight 既に海外のメディアでは大きく取り上げられており、日本でも数々のサイトで取り上げられていることなのでご存知の方も多いかと思いますが、去る11月に起きた、「Climategate事件」についてのつぶやきです。(*筆者が尊敬する科学者H.M氏より情報提供・ご協力を得ての執筆です) 長いので先に簡単にまとめると、 ・地球温暖化に関する大御所研究者のこれまでのデータとemail等が流出 ・そのデータから、研究の不正・印象操作が発覚(地球温暖化はCO2が主要因ではない&そもそも温暖化してない?!) とのこと
オイルバスを使って反応をかけたあと、当然フラスコにオイルが付きます。 このオイルは、キムワイプ等で拭き取っただけでは完全に取り除くことはできません。 洗剤で洗うか、もしくはヘキサン等を含ませたもので拭き取るなどの作業が必要です。 でもこのオイルをもっと簡単に除く方法を知ってますか? それはシリカゲルです。 使い終わったフラスコをシリカゲルにこすりつけてみてください。 精製で使い終わった廃シリカゲルがためてあるところでいいんです。 そこにフラスコを押し付けてぐりぐりやってみてください。 するとどうでしょう。 あれ?オイルがとれてるぞ・・・。 不思議なことに洗ってもないのに使う前とほぼ同等の状態になっているんです。 おそらくシリカゲルに吸着されるんでしょう。 これは他の場面にも活躍します。 たとえばオイルバスのオイルを誤って床にこぼしてしまった。 そうしたらそこにシリカゲルをばらまく。 シリカ
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