本研究プロジェクトについて 少子高齢化が進展し労働力不足が懸念される中で、介護や育児をする必要がある人や高齢者など、様々な背景や価値観を有する人々が、自らのライフスタイルに応じて多様な活動に参画できるようにすることが重要です。そのためには、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現することが鍵となります。 ロボットやVRなどの技術によって実現するアバターはそれを可能にするツールになるはずです。その一方で、アバターは人間の生きる根本的な条件を変化させるため、その普及に際しては大きな倫理的・法的・社会的課題(ELSI)も存在します。そこで本研究プロジェクトではアバターが普及した社会の在り方をELSIの観点から探求し、様々な分野のステークホルダーと議論・対話をしながら、よりよいアバター共生社会の実現を目指していきます。 アバター共生社会の倫理 セミナー・シリーズ 本研究プロジェクトの