ボクはある会社で魔法を売っていた。 規模がそこそこになりたての職人気質の会社だったので、魔法を作る人は重宝されていた。 カースト的には魔法作る人>管理する人>魔法を売る人ってかんじ。 そんな中、ボクがいたチーム(だいたい40人前後)では中堅から若手が1年あたり 平均で3人以上が辞めたり異動するようなところだった。 環境は最悪で、朝8:30始業、会社を出るのが0:30、土日出勤(サービス)みたいな生活を数年してた。 まわりは保身しか考えておらず、少しでも枠から外れることは反対にあい、 その穴はすべて最下層の売る人に押し付けられていた。 そのため、非常にやることが多く日々の業務に忙殺されていた。 魔法を使ってもらうようにするための環境をアシストする人の役割もすれば、書類の手配も行う。 アシスタントなんてどれも名ばかりだったね。 外野もそれかと思うと、ボスも使い物にならなかった。 平気でパワハラ