全国で洋菓子店を展開する甲府市の菓子メーカーの「シャトレーゼ」が、菓子の包装に使う資材などの製造を委託した業者から仕上がった商品の一部を受け取らずにおよそ2300万円分を未払いのまま無償で保管させ下請け法に違反したとして、公正取引委員会が再発防止などを求める勧告を出しました。 勧告を受けたのは、国内外で1000店舗余りの洋菓子店を展開する甲府市の菓子メーカー「シャトレーゼ」です。 公正取引委員会の発表によりますと、シャトレーゼは菓子の包装に使う資材などの製造を委託している11の事業者に対し、受け取りの期日を過ぎても仕上がった商品の一部を受け取らずに未払いのまま無償で保管させていたということです。 受け取っていない商品は去年末時点でおよそ2300万円分に上り、このうちおよそ1300万円分が1年以上たっていたということです。 公正取引委員会は、こうした行為が下請け法違反にあたると認定し ▽商品
