結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は「婚活歴3年の40代男性」「地味すぎて相手の印象に残らない女性」という婚活市場では不利な2人が、成婚に至った2つのケースを紹介します。 相談所の「ハシゴ」状態だった 婚活は、よほど条件がいい人同士でない限り、すんなり成婚とはいきません。婚活者は七転び八起き。お見合いやデートを繰り返す中でとがったところが削れ、そのまたとがったところが削れ、丸くなったときに成婚となります。中には「もうダメかもしれない……」と諦めたくなることもあるかもしれません。しかし、そこで諦めずに成婚できたケースもあります。 40代半ばの男性、浩一さん(仮名)。年収は500万円。婚活市場ではけっして「有利」とは言えない年齢と年収です。優しさとまじめさが魅力の浩一さん。親御さんとの関係が疎遠なこともあって、「温
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