テープでぐるぐる巻きにされた車が都内某所に停(と)まっている。さらに埼玉県川口市でも脱輪し、フロントバンパーが完全に落ちてしまった車を発見。周りの車もすべてカーシェアリングの事故車だ。’09年からこうした事故車を撮り続ける40歳代の男性はこう明かす。 推定総額50億円か…楽天モバイル「横領疑惑取引会社」が隠していた高級車ズラリ「横領倉庫」内部写真 「私が予約していたカーシェアリングの駐車場に行くと、ボコボコになった車両が停まっていて、その衝撃で思わず撮影したのがきっかけで、撮り続けています。コロナ禍に入って、大破した車を見かける回数も増えました」 昨年の日本国内のカーシェアリングの会員数は約263万人。コロナ禍に突入した’20年より58万人も増えた。電車など公共交通機関よりも感染リスクが低く、車通勤を勧める企業もあったため、マイカーを持たず運転経験の浅い人でも気軽に利用するようになった。