断捨離ということばもすっかり定着しましたが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。-断捨離からミニマリストへ』(佐々木典士著、ワニブックス)の著者も、「捨てる」ことによって価値観を変えることができたのだそうです。 持ちモノを自分に必要な最小限にする、ミニマリスト(最小限主義者)という生き方。その生き方を通して見えてきたのは、単に部屋がスッキリして気持ちがいいとか、掃除がしやすいとか表面的なメリットだけじゃなく、もっと本質について。つまりどう生きるか、誰もが求めてやまない「幸せ」を、自分の頭で考えなおしていくことだった。(「はじめに」より) とはいっても、筆者自身もともとはモノを溜め込み、それが自分の価値や幸せにつながると感じていたのだそうです。が、振り返ってみれば、人とくらべてばかりいて、自分がすべきことがわからず混乱ばかりしていたのだとか。でも、モノをたくさん捨てた結果、毎日幸せを噛みしめな