子育てをしていて思うのは、自己肯定力はそれまでの経験に由来しているんだろうな…ということです。いまの娘(3歳半)を見ていると、アスペルガーであることが自己肯定・自己否定に直接影響していないのが、わかります。 彼女のもつエネルギーは他の子とたいして違いはありません。活発に走り回るし、歌もよく歌う。いまのところ定型発達との違いは、感情が絡むコミュニケーション以外では目立ちません。 しかし、どうしてもアスペルガーの特性や、娘のこれまでの行動パターンを考えると、他者との認識のズレから「うまくいかない」経験をしがちになるでしょう。 この「うまくいかない」→「自己否定」の頻度が、自己肯定の経験を上回ってしまうと、自己否定的なモノの見方が定着してしまうと思います。 そうなるとエネルギーが内部に向かうようになる。たとえば「これはやってもいいのかな?」「どう話すべきなんだろうか?」などなど。そうしてアウトプ