簡略バージョン(地球を完全な球とみなす)と,精密バージョン(地球を回転楕円体とみなす)があります。 まずは簡略バージョン。 ある地点の緯度・経度をδ1・λ1,もう一方の地点はδ2・λ2とします。 経度は,東経を正,西経を負。緯度は,北緯を正,南緯を負とします。(実は逆でもよい。要は,東と西,北と南で,それぞれ符号が異なっていればよいのです) また,2地点間の角度(地球の中心から見た時の)をdとします。 すると,球面三角法の公式より, cos d = (sinδ1)×(sinδ2) + (cosδ1)×(cosδ2)×cos(λ1-λ2) となります。ここに緯度・経度をあてはめて,cos dが求まります。 cos dから角度dが逆三角関数cos^-1で求まります。電卓のcos^-1キーを使うと便利です。ただし,dはラジアンで求めてください。(緯度・経度は度単位でかまいません) あとは,距離(
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