使っているソフトウェアのバージョンがアップしたり、ソフトウェアのパッケージを作成したりするとき、リリースノートを読むだけでなく実際に自分の目でソースコードの差分や変更履歴を確認したいことがあります。今回はソースコードの差分や変更履歴をグラフィカルに表示する方法について紹介します。 1. 差分を眺める diffコマンドを使えば簡単に差分ファイルを作成できますが、このファイルは素人目には読みにくいという欠点があります。そんな時に嬉しいソフトが「Meld」です。Debian や Ubuntu ではリポジトリから「meld」パッケージをダウンロードしてインストールできます。 Meldを使うとファイルやディレクトリーの差分を視覚的に表示できます。下の画面は mozc の 1.2.855.102 と 1.3.911.102 の差分を表示しているところです。 緑色のファイルが追加されたもの、赤色のファイ