ブラジルのアマゾンに生息するスズメの仲間、スズドリが求愛行動の際に電車の通過音よりも大きい鳴き声を出すことが確認され、研究チームは世界で最も大きい鳥の鳴き声が測定されたとしています。 それによりますと、ブラジルのアマゾンの熱帯雨林に生息するスズドリのオスが、そばにいるメスへの求愛行動の際に発する鳴き声を調べたところ、最大で125デシベルが測定されたということです。 日本の環境省や自治体の基準によりますと、125デシベルは「パチンコの店内」の90デシベルや、「電車が通ったときのガード下の音」の100デシベルを上回る大きさです。 スズドリは鳴き声が大きいことで知られていましたが、研究チームは今回の調査で、世界で最も大きい鳥の鳴き声が測定されたとしています。 公開された映像では白色のスズドリが体をくるりと回転させながら、大きく口を開き、甲高い鳴き声を発している様子が確認できます。 求愛されたメス