信仰の現場―すっとこどっこいにヨロシク (角川文庫) 作者:ナンシー関出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/06/01メディア: 文庫 彼女はベビーカー押してる女性を世の中の主流みたいな顔して歩いてると言い募ったり、公共の場での化粧にやたら厳しかったりしたし、ミソジニー的な部分が割と強かったように思う。 天皇パレードに沸く右翼のことも批判していたけれど、自身のその感覚について私は果たして中立なのかと自分に問いかけていたのも読んだ。 自分の政治的スタンスについて深く掘り下げようとしない人だったから、全方位を公平に叩くということをしようとして、現在生きていたらマイノリティ叩きに手を染めていたのではないか、そうかもしれないし軌道修正してたかもしれないけど。 とりあえず著作を読んでいてもフェミニズム嫌いだということがわかる。信仰の現場という本で、メルヘンぽい絵本屋の上の階がフェミ本だらけ