ブックマーク / vergil.hateblo.jp (4)

  • 小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? - 読む・考える・書く

    映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ 小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた 小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか? 小野田はなぜ津田氏のルバング島行きを嫌がったのか フィリピンで戦った英雄は断じて小野田などではない 映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 1974年3月、フィリピン・ルバング島のジャングルに30年潜伏していた小野田寛郎元陸軍少尉が帰国した際の歓迎ぶりはすさまじいものだった。 政府が彼のために日航特別機を用意したことから始まり、機が羽田に着陸する30分前からNHKは特別番組の実況中継を開始、小野田が降りるタラップの下には百人近い政府関係者が並び、またそれ以上の数の報道陣がカメラの放列を敷いていた。 まるで戦勝国の凱旋将軍が帰国したかのような扱

    小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? - 読む・考える・書く
    bokmal
    bokmal 2021/07/18
    監督が映画のために俳優をノせたのか、監督自らオリエンタリズム眼鏡をかけた状態なのか、過去の作品を見ていないので予想できない。彼の黒い側面に焦点を当てても良い映画にできそうだが。
  • 三島由紀夫を美化する風潮にうんざり - 読む・考える・書く

    先日TLに流れてきたツイート。 今年、没後50年だそうですが、三島由紀夫が、なぜ高く評価されるのか私にはわかりません(小声) — チュンカチュンカ (@chunkachan) November 25, 2020 当にそのとおりで、没後50年だか何だか知らないが、三島を妙に美化しようとする風潮にはうんざりさせられる。 三島由紀夫とは、一言で言ってしまえば、右翼思想をこじらせたあげくに自衛隊を扇動して反動クーデターを起こすという妄想に取り憑かれ、監禁立てこもり事件を起こして自殺した一人の愚かな男に過ぎない。しかも、若者一人を自分の死の道連れにし、さらに他の三人にも嘱託殺人などの重罪を犯させている。 三島がなぜこんな事件を起こしたのかは、人が自衛隊を動かそうとして書いた檄文[1]を読めばわかる。 われわれは戦後の日が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大を忘れ、国民精神を失ひ、を正さずし

    三島由紀夫を美化する風潮にうんざり - 読む・考える・書く
    bokmal
    bokmal 2020/11/30
    NHKの特番が彼の「行動」をふんわり美化してて不思議だった。「文学」が常に高評価なのはわかるし「思想」を批判的に読み直す意味はあると思うが、「行動」を「美化」するのはなんなんやろ。
  • 体罰や軍隊式教育は戦後からのもので旧日本軍では禁じられていたとかいうポエムが流れてきて呆然とさせられた件 - 読む・考える・書く

    戦争体験者がいなくなっていくとはこういうことなんだな、と実感。 身近に体験者がいる間は後の世代にも共有されていた当たり前の常識が、体験者という生身の「裏付け」が失われるとともに揺らいでいき、ついにはこんなトンデモがドヤ顔で語られるようになる。 そもそも、旧日軍において体罰は「違法行為」だったことを理解する必要があります。軍隊内で体罰を行った場合、軍法会議にかけられて罰金等諸々の制裁を加えられます。これは明治時代、徴兵制を導入した時に体罰を受けた新兵が激しく抵抗、決起したことが理由でして、 — ネヴァダ (@nevadan2) 2018年5月28日 いずれいなくなってしまう体験者に代わる裏付けとなるのが教育なのだが、ゲーム店の店長だというこの人は学校で何も習わなかったのだろう。つまりは、近現代史の教育を徹底的に避けてきた(意図的に忌避してきた)戦後文部省教育の必然的帰結である。 山口瞳が自

    体罰や軍隊式教育は戦後からのもので旧日本軍では禁じられていたとかいうポエムが流れてきて呆然とさせられた件 - 読む・考える・書く
    bokmal
    bokmal 2018/05/31
    水木しげるがあのビンタ描写を新兵にも妖怪にも適用するからフィクションと受け取られたのではなかろうか!
  • 小学生の恐ろしい作文を改ざんする卑怯な大人たち - 読む・考える・書く

    不自然に少ない、東京の児童による朝鮮人虐殺目撃証言 東京の児童による震災作文の例 改ざんされた震災作文 リアルタイムの歴史修正の見事な一例 不自然に少ない、東京の児童による朝鮮人虐殺目撃証言 以前、当ブログで、「震災作文」(関東大震災を体験した子どもたちの作文)という形で残された、朝鮮人虐殺の目撃証言を取り上げたことがある。 このとき、資料[1](『朝鮮人虐殺関連児童証言史料』)を調べていて気になったのが、横浜に比べて東京の震災作文では、朝鮮人虐殺についての記述が質・量ともに乏しいことだった。 確かに横浜は民衆による朝鮮人虐殺の最も激しかった土地だが、東京も殺した数では負けていないし、横浜では起こらなかった軍隊による組織的大量虐殺なども発生している。当時の東京市内にあった小学校と生徒の数を考えれば、もっと多くの目撃証言が震災作文という形で残っていていいはずなのだ。 東京の児童による震災作文

    小学生の恐ろしい作文を改ざんする卑怯な大人たち - 読む・考える・書く
    bokmal
    bokmal 2017/11/27
    「さつきの軍人は僕はよく物事が分つてゐる軍人だと思つた。(尋常六年)」
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