はじめに Helioボードには1GBのDDR3-SDRAMが実装されています。 デフォルトの設定ではLinuxが1GBすべてを使用します。 ただ、そうすると、FPGAからSDRAMを読み書きしようとした場合、Linuxが同じメモリー領域にアクセスされると困ります。 そこで、今回はLinuxが使用するSDRAMのメモリー領域を実装メモリーの半分に制限して、OSから邪魔されずFPGAが独占的に使用できるSDRAM領域を確保してみます。動作確認として、FPGA側とLinuxのユーザーランドでSDRAMを読み書きしてみます。 flickr: Sharing Flavored, Colored Ice 変更手順 U-Bootのパラメータを変更することでLinuxが認識するメモリーサイズを変更できます。 具体的には、mmcbootで定義されているbootargsに「mem=<サイズ>M」を追加します。